「虹の橋を渡る」という表現が気持ち悪い?嫌いと言われる5つの理由!

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きれいな虹
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近年、ペットが亡くなった際に使われる言葉「虹の橋を渡る」

じわじわ浸透している一方で、

「気持ち悪い」「違和感がある」
「嫌い」「苦手」

このように感じる方も多くいるようです。

そこで今回は、

✔「虹の橋を渡る」の語源はなに?
✔「虹の橋を渡る」が気持ち悪いと言われる5つの理由
✔著名人も使う「虹の橋を渡る

これらを詳しくまとめました!

目次

気持ち悪い?!「虹の橋を渡る」の語源

まずは「虹の橋を渡る」の語源を確認しておきましょう。

この世を去ったペットたちは、天国の手前の緑の草原に行く。食べ物も水も用意された暖かい場所で、老いや病気から回復した元気な体で仲間と楽しく遊び回る。しかしたった一つ気がかりなのが、残してきた大好きな飼い主のことである。

一匹のペットの目に、草原に向かってくる人影が映る。懐かしいその姿を認めるなり、そのペットは喜びにうち震え、仲間から離れて全力で駆けていきその人に飛びついて顔中にキスをする。

死んでしまった飼い主=あなたは、こうしてペットと再会し、一緒に虹の橋を渡っていく
Wikipedia『虹の橋』より

亡くなったペットは虹の橋のたもとで飼い主を待っているという詩が由来となっています。

このストーリー自体は素敵ですよね!

「虹の橋を渡る」が気持ち悪い・嫌いと言われる5つの理由

次に、本題の「虹の橋を渡る」という表現が気持ち悪いと言われる理由についてお話します。

①スピリチュアルな感じ
②ペットは家族なのに表現が矛盾
③説明できないけどなんか違和感
④語源と違う使い方
⑤浸透しすぎて人間に使われている

では詳しく見てみましょう。

①スピリチュアルな感じがする

なんとなく宗教感があって苦手

正直苦手だわー。スピリチュアルな感じする。

死を極端に美しくファンタジックにしてるよね

ペットが〇ぬことの婉曲表現ですが、たしかにメルヘンチックで違和感を感じるのも理解できます。

②ペットも家族なのに表現が矛盾してる

あんなに、動物も人も分け隔てなく家族だって言ってたのに動物にしかしない表現するの。気持ち悪い。 人間も動物も亡くなったは亡くなったでしかないよ。

言い回しが気持ち悪い。家族なら「亡くなる」とか「〇ぬ」でしょ?

ペットを家族と言いながら、亡くなった時だけ特別な表現をする。

これに気持ち悪さを感じる人も多いようです。

この点でいうと、人間にも使われる「旅立ちました」などがちょうど良い表現のように思いますね。

③説明できないけどなんか違和感

なんか違和感をずっと感じてるけど、それがなんなのかわからない 悪い言葉じゃないのにな、なんだろう…

なんか気持ち悪いんだよね

なんか知らんけど、めちゃめちゃ嫌い

簡単に言うと、「聞き慣れない」ということでしょう。

とはいえ、「虹の橋」表現は浸透する一方ですから、近い将来この表現が市民権を獲得する日が来そうな気もします。

今のところ広辞苑には掲載されていません。

④語源と違う使い方をしている

先述の通り、

ペットたちは虹の橋のたもとで飼い主を待っていて、飼い主が命を終えたあと一緒に虹の橋を渡るというストーリーです。

ですので厳密にいうと、ペットもまだ虹の橋を渡ってはいないんですよね。

海外ではどうか分かりませんが、日本では独特な使われ方をしているようです。

⑤浸透しすぎて人間に使う人が増えた

人間に「虹の橋を渡る」って使うのやめてほしい!!

人に使うのはさすがにおかしい

実際のSNS投稿を一つご紹介すると…

父が昨夜、虹の橋を渡りました
Xより

「まさか」と思われるかもしれませんが、こうして身内の不幸にも「虹の橋」表現を用いる方がいます。

語源となった詩によると、最後は人間もペットと共に虹の橋を渡るというストーリーなので、あながち間違いではないとも言えますが。

さすがに人間に対して使うのは強い違和感を感じる方が多いのではないでしょうか。

著名人も使う「虹の橋を渡る」

ペットが亡くなったことを意味する「虹の橋を渡る」。

今や芸能人も自然な感じで使っています。

紗栄子さん

堂本光一さん

高橋英樹さん

天国へと虹の橋を渡っていきました
高橋英樹オフィシャルブログ

ペットを亡くした際にSNSで発表する芸能人は多いです。

違和感を感じる人も多い一方で、今後も「虹の橋を渡りました」とSNSで報告する著名人は続きそうです。

「虹の橋を渡る」という表現が気持ち悪い?嫌いと言われる5つの理由!まとめ

今回は、ペットが亡くなった際に使われる「虹の橋を渡る」という表現について深掘りしました。

気持ち悪いなど違和感を感じる人はかなりいるようです。

一方で、今や一般的に使われる表現になっていることも分かりましたね。

将来的には人間にも当たり前に使われる時代が来るのでしょうか。

個人的にはかなり違和感を感じますが、これも時代の移り変わりなのかもしれません。

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この記事を書いた人

ライター歴6年の戸二真奈(とに まな)です。
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