日本人学校でもランドセル使う?使用の現状と国によって伴うリスクまとめ

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ランドセル
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現在、世界各地に存在する日本人学校でのランドセルの使用が注目されています。

今回は、

✔日本人学校でもランドセルが使われている?
✔日本人学校はランドセルを推奨している?
✔日本人学校の児童がランドセルを使うリスクとは?

これらを詳しく調査しました。

目次

各国日本人学校のランドセル事情まとめ

世界各地に存在する日本人学校でランドセルが使われているのか調べてみました。

主にXに寄せられた日本人学校の在校生or卒業生、その家族などからのリアルな声となっています。

ランドセル使ってる子は1割くらいかな
(インドネシア・ジャカルタ)

小学生はちゃんとランドセル使ってた
(ブラジル・サンパウロ)

日本人学校に通ってたけどカバンは自由だった
(香港&台湾)

ランドセルの子なんて一人もいなかったよ
(オーストラリア)

ランドセルなんてなかったよ、適当なリュック
(アメリカ)

娘のクラスは30人中リュックは1.2人だけでした
(中国・広州)2023年Xより

ランドセルは当然売ってないし、リュックの子が多かった
(ドイツ)

ランドセルの使用率は国による差が大きいようです。

なぜか中国でのランドセル使用率が高いですね。

アメリカ、オーストラリアなどではリュックが圧倒的に多数派であることが分かりました。

日本人学校はランドセルについてどんな方針?

個人の選択に任す

調査の結果、世界各国の日本人学校ではランドセルでもリュックでもどちらでも良いという案内がされています。

個人の選択に任されているということですね。

ですが、特徴的な案内をしている日本人学校を2つご紹介します。

例①上海日本人学校の場合

上海日本人学校虹橋校では2024年9月時点で、ホームページにて次のような案内がされています。

※ランドセルは児童の多くが使用していますが、指定はしていませんので、その他のバッグでも構いません。
※ランドセルとともに、縦30㎝、横44㎝、マチ16㎝程のショルダーバッグに弁当や体操着などを入れて登校しています。

上海日本人学校虹橋校 公式HP

「児童の多くが使用していますが」と書かれると、

日本人の心理や親心から「じゃあ、うちもランドセル」となる家庭が多いのではないでしょうか。

義務も強制もありませんが、中国ではランドセルを使う雰囲気があるようです。

例②ソウル日本人学校の場合

反対に、ソウル日本人学校はランドセルを使用しないと明言しています。

かばん
・リュック式の背負えるもの
・A4サイズが入る大きさのもの
※ランドセルは使いません。

ソウル日本人学校小学部

ここまでキッパリ書いてくれると分かりやすいですね。

ランドセルを使用しない理由は断定できませんが、

韓国と言えば個人差はありますが反日感情が強い人々・団体も多いですから、そういった安全対策の意味合いがあると考えた方が自然ですね。

日本人学校でランドセルを使うリスク

特定の地域や国では、歴史的、政治的な理由から反日感情が根強いことがあります。

ランドセルは、日本文化を象徴するものとして捉えられるため、反日感情が強い場所では標的となるリスクは考えておくべきでしょう。

特に通学途中での襲撃や差別、嫌がらせなどの問題が起こる可能性は無視できません。

このような地域に住む保護者や学校は、ランドセルの使用が安全かどうか慎重に判断する必要があります。

安全性を考慮した選択を

反日感情が強い地域では、ランドセルの代替として、目立たない通学カバンを使用することが安全対策の一つとして考えられます。

また、学校側が地域の情勢を定期的に把握し、保護者や生徒に適切な安全指導を行うことも重要です。

安全を最優先に考えつつ、日本文化を尊重するバランスが求められますね。

日本人学校でもランドセル使う?使用の現状と国によって伴うリスクまとめ

今回は、世界各地に存在する日本人学校でのランドセル事情を調査しました。

反日感情が根強い国では、深刻な事件も起きています。

これまでランドセルを積極的に使用してきた日本人学校でも、動きが変わるかもしれませんね。

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この記事を書いた人

ライター歴6年の戸二真奈(とに まな)です。
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